数字で語り合える経営者仲間の学び舎

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【新型コロナ・経営判断】誰一人解雇しない。給与の減額も一切しません。

初めてブログを書きます。
川原塾0期の伊藤と申します。
私は千葉県で調剤薬局と整骨院を1店舗ずつ運営しているザ零細企業の経営者です。

多くの経営者の方もおなじ悩みや不安を抱えていると思いますが、当社もご多分に漏れず今回の新型コロナウイルス感染症の拡大で正直創業以来最大のピンチに立っています。

あっ… 最大じゃないかも(汗)それについては改めて触れたいと思いますが、その経験があったので、今は過度に恐れず不安にならず、この現状を乗り切ることとアフターコロナの世界で何をすれば良いのかを模索している毎日です。なんたってヒマでヒマで仕方ないですからね(笑)

そんな中機会を頂いたので、今僕が経営者としてどう行動して何に取り組もうとしているかを文書にしたいと思います。

まあ、自分の頭を整理するためでもあるのですが。
よかったらお付き合いください。

前述いたしましたが、当社は薬局と整骨院を運営しているので、政府より推奨されているテレワークをできる業態ではないです。

また、地域の医療の担い手として勝手に休業することもできません。

そして、何といっても、感染リスクが他業種より高く、また絶対に店舗から感染者を出してはいけないと痛切に感じています。

なので、従業員の安全を守り感染予防をしながら、店舗を止めないことを意識しています。とだいぶ前置きが長くなりましたが、今自分が取り組んでいることをお伝えしていきたいと思います。

①従業員の生活保障を真っ先にしました。

色々と不安が先行しますが、それは従業員も一緒。

  • 給料はちゃんと出るのか?
  • 会社を解雇されることはないか?
  • 採用を取り消されないか?

等々、日々不安を抱えながら過ごしていると思います。

経営者として先ずすべきことは、彼らを安心させることです!
4月に入り新入社員も入ってきたタイミングで宣言しました。

「今この状況下ですが、誰一人解雇はしません。また給与の減額も一切しません。」

正直先が見えない状況で勇気がいりましたが、方針を明確にしないとやはり従業員は不安になると思います。多分色々と大変化とは思いますが、自分自身覚悟が決まった瞬間です。

② 店舗の継続営業の決定

こんなご時世なので、3月初めから来患数

(客数)が激減しました。もちろん売り上げも前年比20%弱減少。4月はもっとひどい状況が予想されます…

しかし、こんな状況でも僕らを頼って来てくれる患者さんがいる。痛みや辛さを抱えている方達を放っておくことはできません。

ただし、時短営業・シフトの調整などに取り組み、感染リスクを減らすことも同時に行っています。

③ 店舗の徹底した衛生管

上にも書きましたが、店内での感染リスクは他業種より高いと思います。
いくら自分たちが気を付けていても保菌者が来店されることもあります。「どこどこの病院で集団感染… どこどこの店舗で感染者確認。〇〇日間の営業停止」等のニュースを見ると他人事とは思えません。

絶対に自店舗から感染者を発生させないために、他者と自身の感染予防を徹底しています。

④ 雇用調整助成金の申請

そんな中、4月から新入社員を2名採用しました。また、全従業員の給与カットは行わない。正直、この状況が続いたら人件費だけでかなりの損失が出てしまう。では、いかにして傷口を小さくするか?

結論としては、従業員のシフトを調整し、業務に支障のない程度に雇用調整(公休日以外に月4~10日程度の休業を付与)を行い、その調整分を助成金にて給付いただくことにしました。この助成を受けることで月額20~30万円程度を補填できそうです。

⑤ 資金の確保

と、ここまで取り組んでも、そもそも自社の保有資産では早いタイミングでキャッシュアウトしてしまいます。やはり資金を確保することが最も重要かと思います。

なんとか自己資金で解決できないか?現状把握から当面かかる費用など何回も試算しましたが、現状はやはり厳しい…

税理士先生やお世話になっている川原塾長に相談させて頂き、今はまず資金調達をすることがベターな選択だと判断し、借入を受けることを決断しました。皆さんもご存じの通り、今は国の施策として私たちのような中小零細企業への条件がかなり優遇されております。

今回は日本政策金融公庫の国民生活事業資金を申し込みしました。
満額通れば、この先1年の資金は確保できそうです。

また、先に借入を申し込んだ知人からお聞きしましたが、申込審査ともに非常に簡素化されていて、申込から2週間足らずで実行されたとのことです。私も4月10日に申込をしたので、また進捗を共有したいと思います。

ここまでが、今この時を乗り切るために行ったことです。

色々と行動をしておりますが、まだ出来ることは沢山あると思います。もっともっと頭を回転させ、今出来ることを最大限行動していきます。

ただ、行動にばかりフォーカスせず、一番大事で大切ことに心を寄せて行動していきたいと、この文書を作っていて改めて感じました。

それは、塾長から教えて頂いたお言葉

「商売とはどこまでいってもお相手の困りごとを解消すること」

 僕は経営者として、お客様の喜びを追及するとともに、当社の従業員へ安心安全な職場を確保することが最も重要な使命だと思っております。何かのご縁で出会い、当社を選ん で働いてくれている従業員のため全力で行動してまいります。

 あっ…ブログというよりは自分の決意宣言みたいになってしまいました(汗)

今後の展開については、もう少し頭が整理できてから改めて投稿したいと思います。長文にお付き合いいただきありがとうございました。